↓ブログ 2017.9.20更新!!

片桐銘木工業のスタッフブログ「メイモク日誌」
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木を加工する技術。
製品開発について。
ウッドギャラリーK〜木を生かした住まいづくり

化粧梁

問合せ

あるお客様から、ご相談が有りました。それは、構造用集成材の登り梁が40本程化粧として見えてくる設計を行っているのだがお施主様の強い要望で、構造用集成材の積層面の節が見えるのが好ましくないので、構造用集成材の化粧となる部分に突板を貼って欲しいとの要望でした。

しかし、このような事例がなく、現在、行っている工法で構造用集成材の登り梁を取り付けた後、現場で単板を貼る事ができないだろうかという問合せでした。

回答

問い合わせに対し、社内で話し合いをを行いました。

検討した結果現場で突板を貼る事になると、作業する場所(足場)を設置しなければならないうえ、現物に貼る登り梁に合わせ突板を切断しなければならなく、その切断調整に時間が掛かり、貼れる梁材の本数が、1日に数本しか出来ないため、コストが高くなるという結果になりました。

そこで、当社の持つ構造用集成材に突板を貼る技術で製作させていただけないかを提案しました。

結果、当社が提案した方法が採用され、突板はお施主様の要望で桧の突板になりました。更に出荷時、梁材に取り付ける為のプレカット加工と金物の取り付けを行う事になりました。

打合せ

製作にあたり、化粧面の図のスケッチを頂いたので、構造用集成材の強度等級、製品寸法、化粧面の断面を記載した明細を作成して、設計者の方に確認をしていただきました。

製作する方法として、桧の突板を貼るにあたり、構造用集成材に貼る突板の厚みが薄いと、積層面の節が透けて見えるのではないか。どのぐらいの厚みの突板であればよいのかと製作方法を検討し、サンプルを製作しました。その結果、節が透ける事がない厚みで製作する事ができました。

加工に関しては、加工図を送って頂き、当社で加工図を作成し、設計者の方と発注担当者の方と共に確認作業を行いました。

製作

納品後

突板商品という事もあり、現場で傷をつけないだろうか、雨に濡れて突板にしみが出ないだろうかなどを心配をしましたが、大きな問題もなく無事施工完了した連絡をいただきました。

気づき

突板を貼った面に傷をつけると、修理や貼り換えが大変ですので、傷をつけずに加工しなければならないと思い、細心の注意を払い加工を行いました。

製作納期が短く、製作スケジュ-ルを立てた時点で、数日短縮しなければなりませんでしたが、作業手順を検討し、希望納期に納める事ができました。

梱包に関しても構造材なので、雨で濡れる可能性や施工方法を考慮しながら梱包しました。

当社の技術をどのように

今回の製品製作に関して、構造用集成材製作の技術、突板を貼る技術、作図ができる技術、プレカット加工技術、現場施工のノウハウがある事により、商品化が実現できたと思います。

また、当社が一貫して製作工程に全て携われた事により、納品後も大きな問題はありませんでした。

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